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概要
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DSM(DSMCGI)の役割・機能・特徴などを説明します。
DSM概要
DSMとは、Distributed Session Managerを略した名称です。
DSMは、
DSMCGI・
DSMSRV・
DSMMonitor・
DSM(コンソール用管理ツール)の4つの機能の総称です。
DSMはサーバー上で運用されているNOMADアプリケーションの実行・管理を行います。
- DSMCGI
サーバー側のNOMADアプリケーションを実行し、Webブラウザ側(クライアント側)とサーバー側の情報の橋渡しをします。
1つのサーバーに対して複数のDSMCGIを起動できるため、クライアントからの複数のアクセスにも応対できます。
- DSMSRV
各サーバー上のバックエンドで動作するNOMAD(B/NOMAD)の起動、タスクの割り当てを行う常駐プログラムです。
概念的には、これがサーバーの役割をします。
スタンドアロン環境・分散環境のどちらにおいても、1つのサーバーマシンには必ず1つのDSMSRVが起動している必要があります。
- DSMMonitor
各サーバー上のDSMCGIの監視/管理、スケジュール設定、リソース設定、ログ情報の閲覧、パフォーマンス・レポート情報の閲覧、設定ファイルの変更などを離れたクライアントマシンから監視・操作するためのツールです。
DSMの持つ機能を、グラフィカルに簡単に管理・設定することができます。
このツールはJavaで開発されています。
- DSM(コンソール用管理ツール)
コンソール上でDSMCGIを管理するためのツールです。
DSMの機能
DSMにはネットワーク上のNOMADプログラムを制御・管理するための以下のような機能があります。
- 複数のサーバーにアプリケーションを配置し、負荷を分散させる。
- アプリケーションを指定の日・時間に運用できるようにする「APP運用スケジュール機能」。
- スケジュールに関係なく、指定のアプリケーションを即時停止・即時開始させる。
- 指定のWebアプリケーションのスケジュールが停止したあとに、自動で指定のスクリプトを起動させる「バッチ起動」。
- 起動されたアプリケーションの細かい動作をレポートとして出力する「パフォーマンス・レポート機能」。
- サーバー上のB/NOMADを管理するセッションを、アプリケーションごとに予約したり、プロシージャ・HTMLソースの存在するディレクトリをアプリケーションごとに指定可能な「リソース管理機能」。
- DSMSRVの情報を監視する「DsmSrvChecker」により、サーバー上のディスクの空き容量、メモリーの空き容量、接続したセッション数、強制終了回数、CPU負荷、B/NOMADの起動などの失敗回数を一定時間間隔ごとに自動監視。
実行の流れ
ネットワーク経由でNOMADアプリケーションが実行されるときの流れを説明します。
Webアプリケーションを実行するときに、サーバーに置かれているNOMAD(B/NOMAD)プログラムをサーバー上で実行し、その結果をクライアントのWebブラウザにHTMLのページとして出力します。そのデータの受け渡しを行っているのがDSMCGIです。

※「セッション管理情報」は共有メモリー上にあります。
クライアントからの要求で、指定したHTMLファイルをWebブラウザで表示します。
HTMLのFORMタグにサーバーの「dsmcgi.exe」を実行するための記述がしてあると、ボタンが押されたなどのアクションが起こったときに、サーバー上のDSMCGIが呼び出されます。この後、分散の必要がある場合は、DSMSRVによって他のサブサーバー上に処理を引き渡します。B/NOMADを実行し、結果として出力したHTMLが最終的にWebブラウザに返されます。