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各サーバーでDSMRMIServerを起動させる方法を説明します。リモートのDSMMonitorと各サーバーとの通信を行えるようにするためには、この環境設定が必要になります。


Java実行環境(JVM)
サーバーとなるマシン(DSMCGI/DSMSRVの動いているメインサーバー・サブサーバーの両方)において、DSMRMIServerが起動できる環境を構築します。

JRE(Java Runtime Environment)をインストールすることにより、Javaの実行環境とWebブラウザ上でJavaの機能を使用できるJava Plug-inがインストールされます。JREはJDK(Java Development Kit)からJavaのアプリケーション/アプレット開発機能を省いた最小限のJava実行環境を提供します。
JREのインストーラはCD-ROMの[\java]ディレクトリ内に置いてあります。

インストール後は、Java(JRE)のbinディレクトリをPATH環境変数に追加するようにしてください。

Javaが正常にインストールされたことを確認するために、コマンドラインより以下のように入力してください。Javaのバージョンが表示されます。

java -version


NOMADのインストール


現状のDSMMonitorは、NOMADを使ったアプリケーションの情報あるいはサーバー情報 しか取得してくることができません。
DSMAPIJ.DLL(UNIXではlibdsmapij.so/libdsmapij.a)モジュールがDSMSRVとDSMRMIServerとのやりとりを行うためにサーバー上で必要になります。

インストール後にこのモジュールの存在するディレクトリをPATH環境変数に追加してください(NOMADインストール時に自動的にPATHに追加されます)。


DSMRMIServerに必要なJavaのファイルを配置


各サーバーにDSMRMIServerに必要なJavaのファイルを配置します。例として以下のようにします。
NOMADインストール時には、DSMRMIServerに必要なJavaのファイルはNOMADをインストールしたディレクトリに自動で配置されます。

「DSMSrv.jar」はJavaのDSMRMIServerの機能をパッケージ化したものです。
「DSM.pol」はデフォルトのポリシーファイルです。


インストールディレクトリが「C:\nomad\software」の場合:
DSMRMIServerディレクトリ例

インストールディレクトリが「/nomad/software」の場合:
DSMRMIServerディレクトリ例

設定ファイルの指定


上記の例のように、DSMRMIServerに必要なJavaファイルを配置した場合、設定ファイル(dsm.ini)内の[JAVA]セクションにおいて、以下のようなDSMRMIServerの設定を行います。

なお、NOMADをインストールしたディレクトリ内に「DSMSrv.jar」「DSM.pol」が存在する場合は、CLASSPATHとUSERPOLICYの指定は必要ありません。



[JAVA]
DSMRMIServer=ON
JavaBinPath=JREのインストールディレクトリ下のbinディレクトリ
CLASSPATH=C:\nomad\software\DSMSrv.jar;C:\nomad\software;
USERPOLICY=C:\nomad\software\DSM.pol



[JAVA]
DSMRMIServer=ON
JavaBinPath=JREのインストールディレクトリ下のbinディレクトリ
CLASSPATH=/nomad/software/DSMSrv.jar
USERPOLICY=/nomad/software/DSM.pol

この設定において、DSMRMIServerをDSMSRV起動時に自動で立ちあげる場合は、
[JAVA]セクションでDSMRMIServer=ONにしてください。
「DSMSrv.jar」はNOMADをインストールしたディレクトリに配置する必要があります。
(ただし、NOMADのインストール時に自動で配置されるので意識する必要はありません。)

手動でrmiregistryとDSMRMIServerを起動する場合には、DSMRMIServer=OFFにしてください。

「DSMRMIServer=ON」のとき、「dsm.ini」ファイルの[DSMCGI]セクションのbnCurPath内で指定されたディレクトリ内に「DSMAPIJ.DLL(UNIXの場合、libdsmapij.so/libdsmapij.a)」が存在する場合はDSMRMIServerの起動に失敗します。
この場合は、 ポリシーファイルで「PropertyPermissionで"user.dir"の"read"権限を与える」ことによりこの問題を解決することができます。



手動でDSMRMIServerを立ちあげる


設定ファイル(dsm.ini)内の[JAVA]セクションにおいて、DSMRMIServer=OFFとした場合は、以下の手順でDSMRMIServerを起動させる必要があります。

「NOMAD for NT Server」をインストールしている場合は、インストールしたディレクトリ内に含まれる[startrmi.bat]を実行することにより、以下の処理をバッチで行うことができます。


ポリシーファイルの設定
各サーバーにポリシーファイルを設定します。NOMADインストール時に提供されるDSM.polファイルを編集してください。
DSMRMIServerを実行するときに、以下のような内容のポリシーファイルが必要になります。
ポリシーファイルはJava Applet/Application(ここでは、DSMRMIServer)に対し、アクセス権限を与えるためのものです。
下記のポリシーファイルは、DSMRMIServerを起動するときに指定します。
設定ファイル(dsm.ini)の[JAVA]セクションのUSERPOLICYでこのポリシーファイルのフルパスを指定して、DSMRMIServerを自動起動させるときに使用することもできます。
ポリシーファイル名は任意の名前を付けることができます。

サーバーで使用するポリシーファイルの内容
grant {
    permission java.lang.RuntimePermission "loadLibrary.dsmapij";
    permission java.net.SocketPermission "ホスト名","accept, connect, resolve";
    permission java.util.PropertyPermission "user.dir" , "read";
};

ホスト名の部分にサーバーのホスト名を入れてください。 上記のポリシーファイルは、DSMRMIServerに対して以下のような権限を与えます。


DSMSRVを起動する
DSMSRVを起動するときは、上記のすべての処理を済ませた後に行うようにしてください。

Windows NTの場合は、サービスより「Distributed Session Manager Service」を開始してください。
UNIXの場合は、「dsmsrv」を実行してください。

「dsm.ini」の[JAVA]セクションおいて、DSMRMIServer=ONとした場合は、このときに同時にrmiregistryとDSMRMIServerが起動されます。
DSMRMIServer=OFFの場合は、DSMSRV起動後に、手動でrmiregistryとDSMRMIServerを起動するようにしてください。